前回の記事
※前回に引き続き、嫁が書いてくれてます。
どうも、グラニュー糖のジャリジャリ食感が苦手なナイチャー嫁です。
ちなみに私は、結婚して島に移住した当初、島のオジーオバー達から「あんたナイチャーでしょ!」と必ず言われてまして。
色白だからすぐ分かるようで…
島の人になる覚悟で来た私はなんかもっそい悔しくて、日焼けしたくて外に出たり海に出たりしてちょっとずつ黒くなりました。
が、
妊娠してすぐ悪阻(つわり)でほぼ寝たきり生活になり、カーテン締め切ってエアコン付けっ放しの部屋にこもる毎日。
あっという間に真っ白なナイチャーに戻りましたとさ(´・ω・`)
悪阻きつかったなぁ…
もうこの漢字からして嫌ですよね。「悪」ですよ「悪」。
妊娠するまであまり知らなかったけれど、いろんな種類の悪阻があるんですね。
吐き悪阻、食べ悪阻、よだれ悪阻、におい悪阻、眠り悪阻…
あぁ書くだけで辛い。。。
私は妊娠4週あたりからなんか貧血気味だなーと気付き、5週目に妊娠発覚、その後6週から悪阻がいきなり始まりました。
吐き悪阻と食べ悪阻の間の感覚で、食べてないと吐きそうになるけれど、食べられるものも限定されて、ちょっと違うものを口に入れるともうアウト。
最初は酸っぱいものやゼリー、ちっちゃい梅干しおにぎりなんかも食べてやり過ごせていたけれど、どんどん症状が強くなって、最終的には果物しか受け付けなくなっちゃいました。
ベッド脇には常に保冷バッグを置いて、中には果物を入れたタッパー。
夫がいつも果物を切って用意してくれてました…その優しさに感動してマジ泣きしました。
眠る夫のすぐ横で、夜な夜なリンゴをシャリシャリ食べる私。
起こさないように気をつけてたけど、リンゴの咀嚼音ってけっこう響くのね。
それと合わせてにおい悪阻もありました。
まぁよく言われる「ご飯を炊く匂い」はもうお約束。
お米怖い…!!
案外1番きつかったのはあらゆる洗剤系の匂いかも。
洗濯洗剤、シャンプー、石鹸…今まで良い香りだと思っていたのに物凄い強烈な悪臭に変化…
服を干せない、着られない。
近くにいる夫の服の香りやお風呂上がりの香りもダメ。
その後、全て赤ちゃん用の無臭の洗剤を使うようになってからは落ち着きましたが、洗剤の香りへの恐怖は今だに残っていまして…
産後6ヶ月経った今でも洗濯だけはまだ赤ちゃん用洗剤で洗っています(-_-)
あと、悪阻ではないですが、私は妊娠中ずっと貧血・立ちくらみもひどくて、寝たきりになっていたのはコレが一番の理由。
座っているだけでも血の気が引いて気持ち悪いわ苦しいわ…
もう寝るしかない。何もできん。
ベッドの上で、”悪阻が終わったら食べたい物”をひたすら考えてました。
気づいたら20日間で4kg痩せてました!
風呂場で裸の自分を見ると、人生で1番痩せこけながらも、胸だけは張ってボイン。
どこぞの萌えキャラのようなフォルム。(産後はしっかり洋梨体型になりました…)
そんな悪阻生活が2ヶ月は続いて、安定期に入ると段々と症状は楽になっていきました。
ま、その後もまた別の試練が続々と来るんですが、、、それはまた今度書くとして。
多分ね、妊娠の経過って、妊婦さんの数…いやむしろ子どもの数だけ違うはず。
悪阻の経験のない人に、「私はこうしてたからあなたも頑張りなさい」と笑顔で言われましたが、物凄い心がザワザワしました(゚ω゚)
ホットイテクレ(゚ω゚)
世の悪阻中の妊婦さんへ。
お腹の中で赤ちゃん育ててるだけで既に頑張ってますその体。無理して頑張らなくていいです。楽になる方法をどんどん探して、時が経つのを待ちましょう(;_;)
悪阻も妊娠も、いつか終わる…!
そんな妊婦さんを見守る旦那様へ。
奥さんがあなたの匂いを嫌いになって近寄れなくなっても、辛すぎてイライラして当たられても、気持ちは甘えたくて頼りたくてしょーがないと思います。
出来ることをしてあげて、そして泣くほど褒め倒してあげてください。
元気な赤ちゃんの命と旦那様の愛があれば、どんなに辛くても気持ちだけはハッピーマタニティライフになるはず!
必要な誰かに届きますように(^^)